ウロコ。

岡本太郎青春ピカソ (新潮文庫)


ものすごく体調が悪かったにもかかわらず、原チャに乗りはじめてからはすっかりご無沙汰だった自転車に乗って、図書館へ行ってきました。
何で自転車かと言いますと、それは乙女の秘密でございます。肉でございます。哀。
で、図書館にて何冊か本を借りてきたのですが(キーワードで来られた方に申し訳ないのでもう書き連ねるのはやめ)、これはその一冊です。


まだほんの少ししか読んでないのですけど、ちょっとびっくりしたので書きます。
私の岡本太郎のイメージは「ものすごく強烈な人」。何事にもしっかりとした自分の考えを持っていて迷わない人。
しかし。
この本の冒頭の冒頭に、パリに住み始めてからの2年ほどは「画面に向かうと一筆一筆迷って、ひどい疑惑と自己嫌悪に陥ってしまう。」と書かれていたのです。
いやはや、べっくらしました。
どうやら私は、彼は物心ついた頃からいっさい迷わず、苦悩もせず、真っ直ぐに進んできたんだと思っていた様です。
ってそれ人間じゃないやん。そうか。太郎さんも迷うのか。はあぁ。