小旅行。

昨日おいてけぼりにした原チャを取りに行くために、
ちょいと遠くまで歩いてきました。
原チャのカギと財布とポータブルMDと携帯電話をポケットにつっこんで、
意気揚々と出発。
外は夕暮れ。逢う魔が刻*1です。
そういえば、小中学生の頃は、夕方が1番好きだったな。枯れた小学生。
高校生の頃は、真冬の早朝が好きだった。
膝の感覚がなくなるくらいの寒さがなんとも。
今は、真夜中に音楽を聴きながら徘徊するのが好きだ。不審者。
それはいいとして。
本日のお供BGMは、
少し迷って、はっぴいえんどのトリビュート・アルバム「HAPPY END PARADE」。
友人にCDを借りてMDに落としたものの、
実は1回くらいしか聴いてないというシロモノ。
つまりはあまり聴く気になれなかったのですけれども。ども。これがまた。
遠くまでひたすら歩くという解放感とか、
夕暮れグラデーションの、濁った空の色とか、
渋滞で延々と連なる車のライトと排気ガスの臭いとか、
それらと音楽がぐにゃっと混ざって、とっても良い感じでした。

歩く、という行為は、
自転車よりもバイクよりも車よりも飛行機よりも遠くに行けそうな気がします。
けれどずっと歩いていると、
私は一生この足の下にある巨大な固まりに引っ張られて、
その上をはいずりまわって生きてかなきゃならんのだなぁ、なんて思います。
要するに足が痛くなるのです。
理想と現実。

駐輪場に到着。
1時間くらいで着くかな、と思ってましたが意外と時間がかかっていて、
家を出てきっちり1時間20分経っていました。
それから少しだけ本屋に寄って、原チャにまたがって20分で帰宅。
寒くなりましたね。

*1:大禍時(おうまがどき)とも書くんですね。知らなかった。