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らくだの涙 [DVD]

　音が良いなー。らくだの鳴き声、祈りの歌、子守唄、もちろん最後の儀式の音楽も。
でも最後のオチはいらないよな…。

化粧師 [DVD]

　まあとにかく管野美穂が可愛いわけで！椎名桔平も色気溢れて大変に良い感じだし、映像も色彩豊かで美しい。
　が、ストーリーは白けてしまった…というか、原作が石ノ森章太郎の漫画で、漫画だったらいいんやけどこの映画のビジュアルと内容がどうも合わない。もっと淡々としている方がいいかも、ね。

リアリズムの宿 [DVD]

　一年くらい前に「ばかのハコ船」を見たときはまるで理解できなかったおもしろさがわかっちゃったよ。オトナになったのか。初めてしりあがり寿の面白さを知ったときのよう。

けものがれ、俺らの猿と [DVD]

　そういえば昔にこれを見たかったんだよなーと思ってなんとなく借りてきたので、誰が出ているとか誰が作ったというようなことはすっかり忘れていたのに、はじめの１分を見ただけで町田康原作だとわかる。凄いなー。あの世界観をここまで映像化できるんやね。この作品の原作は読んでいないけれども、たぶん原作の方が面白いんやろな、と思う。言語で面白いものが映像化しても面白いとは限らないやん。この映画に出てくる色んなモノは言葉としてあった方が良いかもしれない。例えば「ツートンカラーの大仏」なんて安っぽい作り物の大仏の映像よりも言葉の方が強い気がするもんね。
　でも役者が…凄い。鳥肌実はもちろん降谷建志も意外と良いしプロデューサーのおっさんも最高だしムッシュかまやつに大喜びしたりして、永瀬さんが男前過ぎることを除けばもう大変に楽しいです。
　音楽的にはいまいちこれといった衝撃はなかったけどASA-CHANG＆巡礼の「花」は二回聴いてしまった。