手塚治虫とますむらひろし

手塚治虫リボンの騎士」少女クラブ版
ますむらひろしアタゴオル物語」2,3巻

図書館で借りてきたので中途半端な巻。
うーん。手塚治虫は苦手なんですよねー。ブラックジャックは面白いんですが。
これもやっぱり、なんていうか、その。
嫌い(笑)
まず何故、男と女にきっぱり分けようとするのか。
男と女なんてはっきりと分けられるもんじゃあない
たいてい両方の性質を持っていますよね。
その割合は様々で、10:0の人もいれば7:3の人のいれば1:1の人もいるわけです。
それをどうして型にはめようとするのだろう。
それから、隣国の王子。
その王子のことを好きな魔女がいて、
その魔女は彼に近付きたいがためにサファイヤ姫に変身。
彼はそれに気付かなかったくせに、魔女だとわかった瞬間に態度を豹変、
魔女は本当に彼を好きだということを証明するために自殺。
それに対する彼の反応、皆無。
…なんて冷血な。
他にもいろいろあるんだけどな。
サファイヤの悪役に対する最後の方のセリフ。
「命は助けてやる。どこへでもいってしまえ。どこかでのたれ死にでもするがよい」
これ、女の心をゲットしたヒロインのセリフですか(笑)
なんか書いてたら面白くなってきた。やっぱりこれは読むべきだ(笑)

次はますむらひろし
これは面白いー。
キャッチコピーは「"力"ではたどり着くことのできない世界」
一見するとほんわかファンタジー。楽しいお友達と不思議な世界体験☆的雰囲気。
しかし。
それに惑わされてはいけません。
暴力表現ありまくり。主人公、耳切り落とされてるし。暴力団か(笑)
注目はその主人公、猫のヒデヨシです。
非常に自己中心的、借りた金は返さない。
好物のためなら手段を選ばず、盗み、イカサマ、仲間さえも騙す。
アンタ最高だよ。
シチューのCMに駄まされるな…!